その地に足を踏み入れて何を思う…。 気の向くままに旅立ち、その地に足を踏み入れる。青い空と海と広い大地が自身を包み込んでくれる。流れる雲の如く、大地を駆け巡り、陽の光を浴びては風に踊りて空に舞う。


by Tasogare

プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

Translate Tool

FX初心者の入門講座
  • ブログに掲載されている写真・画像等を、著作者の許諾無くして複写・転写・転載する事を固く禁じます。

検索

カテゴリ

全体
USA旅行記
Campus Tour
NZ旅行記

記事ランキング

最新の記事

USA旅行記編 ロサンゼルス..
at 2018-10-03 09:43
USA旅行記編 第三弾 カリ..
at 2018-09-15 00:38
Campus Tour カ..
at 2018-08-15 00:40
Campus Tour カ..
at 2018-08-15 00:39
USA旅行記編 デス・バレー..
at 2018-08-01 00:31

以前の記事

2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2014年 02月
2013年 12月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月

画像一覧

外部リンク

最新のコメント

> みやけさん  ② ..
by ex-bluemail at 21:30
> みやけさん  ① ..
by ex-bluemail at 21:29
> みやけさん 追申、..
by ex-bluemail at 03:02
とても魅力的な記事でした..
by 職歴の書き方 at 12:07

ファン

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusgo..
venushack.com
from venushack.com
www.whilelim..
from www.whilelimit..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..

☆ Privacy Policy

ブログジャンル

旅行家・冒険家
旅行・お出かけ

USA旅行記編 デス・バレー国立公園(二日目) レーストラック・プラヤ

Racetrack Playa (the 2nd day), Death Valley National Park, CA




a0247978_17481389.jpg
Racetrack Playa





1. 第2日目、 レーストラック・プラヤ(動く石)

 ストーブパイプ・ウェルスのホテルを早朝の6:15分に出発した。目的地はデス・バレーにあるレーストラック・プラヤである。其処には動く石があるという世にも摩訶不思議な場所である。ホテル前の州道190号線を走り、途中で左折してスコッティ―ズ・キャスル・ロードを通る。デスバレーならではの谷と砂漠の中を走る抜ける事になる。やがてグレープバインまで来ると、公安局(Grapevine Ranger Station)を超えたところの交差点を左折するユーべへーべ・クレーター・ロードに差し掛かる。

 そのユーべへーべ・クレーター・ロードを進むと、それまでの整備された舗装の道路とは異なり、レーストラック・バレー・ロードは砂利で覆われた道路を通る事になる。然も道路の整備が悪く大小の石が路上に転がっているかのように幾つも存在する。道路は急激な洪水などで破壊された処もあり凸凹だらけで少しでも加速するものならば、路上の凹みや石に車体をぶつけたり車体の腹が激しく当たる。かなり大きな鈍い音がする。普通車ではとても走れるような道路ではない。四輪駆動車(4WD)でなければ走れぬような悪路である。パンクや事故でも起こすものならば、帰還は難しいか不可能にさえなってしまう。然も、この道路を通る他の車が見当たらない。実際、この道路での往復で出合った車はたったの3台だけである。それ故に、かなりの低速で且つ慎重に走らなければ障害となる石や道路の凹みを避け切れない程の道路であった。砂利道と言っても砂も土もある。車で走ると土埃がこれまた凄い。車体は舞い上がる土埃で染まってしまった程である。”とんでもない所を走っている・・・” そう思いながらも前へ進むしかない。本当はこういった砂漠の悪路を走る事も予想して4WD車を予約していたのだが、生憎の事情と手違いによって普通車のレンタカーしか借りられなかった次第。それにしても車体が低い事もあって石に腹が強く当たる。ボコッボコッと大きな鈍い音を立てる。それによって車体(腹)がかなり傷付いてしまったようだ。





2. レーストラック・プラヤへの道

・Stovepipe Wells Village 州道190号線 →Scotty's Castle Rd Grapevine →Ubehebe Crater Rd →Ubehebe Crater →Ubehebe Crater Rd →Racetrack Valley Rd →Racetrack Playa (71.7mile=115km / 所要時間:2時間38分)


・レーストラック・プラヤへの地図





Scotty's Castle Rd
 スコッティ―ズ・キャスル・ロード、この道路を走りグレープバインを抜けて進むとスペイン風の建物(スコッテーズ城)に辿り着く。その城は1920年にシカゴの保険会社の重役であったアルバート・ジョンソンによって建てられた別荘である。現在では観光名所になってるのだが、2015年10月に発生した記録破りに嵐により洪水が発生して公園南部と北部が深刻な被害を受けた。この嵐と洪水によりグレープバインにあるスコッテーズ・キャッスル・ロードは破壊されスコッテーズ城も被害を受けた。その復旧工事と修復の為にスコッテーズ城はスコッテーズ・キャスル・ロードを含め2020年まで閉鎖されている(一部、被害と修復状況を知る為の洪水復旧ツアーは提供さている)。
a0247978_17494009.jpg




a0247978_17502688.jpg




Racetrack Valley Rd 
 レーストラック・バレー・ロードを走ると今迄に見た事も無い奇妙な木を目にする。くねくねとした枝を有するサボテンにも似た木はジョシュア・ツリー(Joshua Tree)である。ジョシュア・ツリーの正式名称:学名はユッカ・ブレビィフォリア(Yucca brevifolia)といい、実は木ではなく植物のユッカに属する。名の由来は、19世紀半にモルモン教の開拓者が、砂漠の地で奇妙な形をした木が聖書に登場するジョシュアが天に向かって祈りを捧げる姿を連想した事からジョシュア・ツリーと名が付いたという。この植物の成長は意外と遅く一年で10cm程ぐらい、年輪が無いため樹齢を知るのは困難ではあるが寿命は数百年~千年とされている。成長すると高いものでは15mにも達する。ジョシュア・ツリーは、デス・バレーでは何処でも観られる訳ではない。実際、私がデス・バレーで観たのは此処、レーストラック・プラヤのあるレーストラック・バレーだけである。
a0247978_17513159.jpg



レーストラック・バレー(Racetrack Valley )& ジョシュア・ツリー(Joshua Tree)
 デス・バレーの此処レーストラック・バレーではジョシュア・ツリー以外に木らしき物はまったく見当たらない。
a0247978_17522564.jpg




Teakettle Junction
 レーストラック・プラヤに向かって石の多い悪路を走ると画像の場所に辿り着く。この場所はティーケトル・ジャンクション(Teakettle Junction)、前方に進めばレーストラック・プラヤ、左に進めばハンター・マウンティン。Teakettleは、確かにお茶を沸かすヤカンの事である。案内標識には沢山のヤカンが掛けてある。一体誰がこんな処にヤカンなど掛けるのか・・・?不思議がると思う。私も実際、不思議にも思いつつ見ていた。デスバレーでは高い気温の影響でラジエーターがオーバーヒートを起こして動けなくなった車の為に、道路脇に補充水が設置されているという。私も非常事に備えて水を入れた4ℓ容器を車に備えていた。最初こそは、その為に置いてあるヤカンか?と思ったが・・・。ヤカンには水は入っていない。ただ掛けてあるだけである。此処を訪れる観光者などがヤカンを掛けるのである。何の目的や理由に因るのかは不明だが、毎日のようにヤカンが掛けられるために、一ヵ月もすれば案内標識はヤカンで一杯になる。これはマズイとばかりに地元のパークレンジャーが定期的にヤカンを回収するという。それでもヤカンを掛ける観光者は後を絶たない。まるでイタチごっこである。これもデスバレーの此処ならではの名所でもある様だ。
a0247978_17532944.jpg




Racetrack Playa
 前方に見えるはレーストラック・プラヤ、此処から見ると湖のように見える。だが現在は湖はない。大昔は湖ではあったが、河川による水供給が減少すると次第に湖水が無くなり更に干ばつによって出来た平坦な湖底が残っているだけである。プラヤ(Playa)とは、乾いた湖(Dry lake)を意味する。レーストラック・プラヤの大きさは全長が4.5km、幅が2.1kmある。
a0247978_17543119.jpg







3. Racetrack Playa

 この地を訪れて見て先ず思った事は、湖底の表面が乾き上がってかなり固くなっている事であり、然も湖底は異常に浅く平坦に広がっている。湖底は大地の高さとあまり違わない(浅い)位置にある。大昔は深水のある湖であったようだが、河川の供給水が減少すると強い陽射しと温度によって湖の水はが蒸発しては湖底の泥のみが残されたようである。更に続いた高い気温によって乾燥した湖底表面が細かくも複雑に罅割れた状態で湖底全体に広がっている。また、冬の時期は急激な寒さにより湖底に溜まった雨水による水面では氷が張る事もある。こうした氷によって湖底にある大小の石が移動するという不可思議な現象が起きているのもレーストラック・プラヤならではの特異的な現象でもある。

 この不可思議な移動現象はSailing Stone(航海する石)、Moving rocks(動く石)とも呼ばれるもので1900年から観測や研究が行われて来た。これまでは様々な憶測や伝説があった。①「乾いた湖底に水が溜まった際に強い風により石が動く」という説、②強力な地場の歪みによる(フォース説)、③エイリアンによる仕業という(宇宙人設)、④細菌によって石を滑り易きしている(細菌説)、⑤地球の岩盤の磁気がマントルの対流などで移動する時に磁気を帯びた石が移動する(磁気説)、⑥風の吹力によって移動する(風説)、⑦デス・バレーでも高所にある事から冬期は氷点下になる事もある。この事から冬の雨水で湖底に水が溜まると、気温の低下により石が埋め込まれた様に氷床が出来る。それが移動する事により石の軌跡が出来るという(氷床説)などである。

 だが、⑦を除いては何れの憶測や伝説は確かな根拠や理由はない。先ず、宇宙人の仕業とする説は自然界の現象では考えられない事から突発的な想像の所産に過ぎない。それにレーストラック・プラヤには磁気を帯びた石は存在しない。また風力による移動説も数百kgある石を移動させるには時速240km以上の強風を必要とするなどの理由で不可となる。だが、石の移動した痕跡はどれも一定方向を示すものではなく、直線的でもあれば曲線的でもあり、また途中で進行方向が屈折するものもあれば進行を自在に方向転換する石もある。この様に石の移動には一定の法則性や傾向は見当たらない。どれもが無秩序で自由奔放な動きを示している。そうなると石そのものが不規則な動きをしているのではなく、石を動かしている物が不規則な動きをしている事になる。それを可能ならしめるのが⑦の氷床説である。以下にて示す。



a0247978_17551446.jpg



Grandstand 
 湖底にある唯一の岩島、画像手前に写っている湖底の直線と曲線は石が移動した軌跡ではない。湖底に進入した四輪駆動車などが走り回った痕跡である。
a0247978_17561230.jpg




a0247978_17565102.jpg




Ubehebe Peak & Grandstand
a0247978_17574327.jpg



Sailing Stone 
 これが動くという石かいな?一見、何の変哲もない何処にも在るような石である。石に「おまえ本当に動くのか?」と訊いても石は硬い表情にして無口で答えない。
a0247978_18014710.jpg




 石が動いた様な痕跡がある。全長20センチ程の石であるが、何者かが故意に引き摺った跡とも見て取れる。これはヤラセ?それとも・・・?
a0247978_18024688.jpg



 此処の石は動いた痕跡はない。
a0247978_18043502.jpg





 レーストラック・プラヤでの動く石は2014年に、古生物学者のリチャード・ノリス(Richard Norris)とジェームス・ノリス(James Norris)によって解明されている。それは深さが7cm程の水の溜り場で氷の割れる音がすると石が移動したというもので、その石の速度は分速15フィート(約4.6m)とされている。
・石の移動する条件としては次の通りである。1. 乾いた大地(湖底)に雨が降り水が溜まる。2. 夜の冷え込み(冬期)で水面が凍結して、翌日の日光によって割れた氷の板が形成される。3. 陽射しによって氷が解氷され、次いで強い風が吹く事によって氷が押し動かされ、その氷の移動によって石が押されて移動する。小さな石から200ポンドの石まで動く(14kgの石が最も多い)とされている。
4. 風の速度は秒速3~5m、5. 風の力で移動できるには薄く石を押せる程の厚さ3~5mm未満の氷、6. 氷が自由に移動できる程度の深さと石を押すのに適切な水深7cm程の浅さが必要とされている。

 この様に石が自ら動くのでもなく、一定の条件に於いて強風によって氷を押し動かし、押された氷は石を押し動かし移動させている事になる。石の不規則な動き(軌跡)は強い風の影響(強弱と吹く角度)を受けた氷に因るものである。


・セーリングストーンの解明
 LA Times, The Washington Post






Ubehebe Crater

 Scotty's Castle Rdを走りグレープバイン(Grapevine)で左折してレーストラック・プラヤに向かうUbehebe Crater Rdを走ると Racetrack Valley Rdに差し掛かる手前に小高い丘陵がある。その手前を右に向かって進めばレーストラック・プラヤへと通じる訳であるが。この場所で左側へ進む道を辿るとウベへェーべ・クレーターがある。クレーターというと、決まって隕石の落下により出来た大きな窪みかと思われがちである。だが此処のクレーターは、巨大な蒸気爆発によって噴火して出来た火山噴火口のクレーターである。
 約300年前に溶岩が地下水と接触して、それが地下で水蒸気の高い圧力によって爆発を起こして噴火したもので、幅が05マイル(800m)深さ600フィート(183m)のクレーターとなったものである。
a0247978_18054482.jpg



Ubehebe Crater Rd
a0247978_18064044.jpg






by ex-bluemail | 2018-06-01 08:42 | USA旅行記 | Comments(0)