その地に足を踏み入れて何を思う…。 気の向くままに旅立ち、その地に足を踏み入れる。青い空と海と緑の大地が自身を包み込んでくれる。流れる雲の如く、大地を駆け巡り、陽の光を浴びては風に踊りて空に舞う。


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USA旅行記編 第二弾 ヨセミテ国立公園 初日、トンネルビューとブライダルベール滝

2nd Yosemite Tunnel View & Bridalveil Fall


1. ヨセミテ国立公園

 2017年10月7日、早朝の5:00amに宿泊ホテルを出発して、サンフランシスコからレンタカーでヨセミテ国立公園へと移動した。この道程はヘイワードを通り、カストロバレーから州間高速道580号線と進んで、途中、マンテーカからは州道120号線(ヨセミテ通り)を通ってヨセミテ国立公園まで到着している。到着時間は午前の9:30分、片道の所要時間は約4時間30分程である。前回(6年前)はマンテーカから州道120号線でヨセミテへ行く予定ではあったが、迂闊にも右側の車線を走行していたために誤って120号線を逸れて州道99号線に入ってしまい、そのままマーセドまで進む羽目になり、マーセドからは州道140号線を通りマリポサ →エルポータルと進んでヨセミテに辿り着いている。今回は、そうした過去の二の舞いを踏まぬよう注意を払い、マンテーカでは左側の車線を走行する事によって州道120号線を逸れる事無くヨセミテへと到着した。

 尚、サンフランシスコからヨセミテへ行くには州道120号線か州道140号線の何れかを通る事になる。但し、120号線はモカシンより先のBig Oak Flat Rdは10月中、下旬には降雪の影響で通行止めになるか閉鎖される。140号線は谷底沿いの道路を通る為に雪の影響はない。ただ、落石や崖崩れ、土砂崩れが発生する事があるため注意を要する。私が6年程前に一度140号線を通りヨセミテに行っているが、その際、目の前で落石があった。幸いにも走っている車の前方30mでの落石であったため被害に遭う事は無かった。またその年の春にエルポータルの道路脇の崖崩れによって道路が埋まるといった災害が発生している。それから半年後の秋にヨセミテへ行っているのであるが、その場所を通る時に崖崩れは復旧されておらず、傍のマーセド川を迂回する形で簡易橋が建てられていた。その橋が交互通行の為に、橋の手前での信号により15分ほど待たされる事にもなる。それから6年以上が過ぎて再びヨセミテを訪れたのだが、その簡易橋は現在もあって、しかも当時の崖崩れが復旧されずにそのまま手付かずに残っている状態であった。

 この日のヨセミテの天候は快晴続きで、日中の気温も夏日を感じさせる程の暑さであった。州道120号線を走りヨセミテ国立公園へ到着すると、真っ先に向かったのが州道41号線(Wawona Rd)のワゥオナ・トンネルのある場所に、ヨセミテの観光名所でもあるエル・キャピタンやハーフドームが一望できる絶景の場所、トンネルビューがある。州道にあるトンネル入り口前の駐車場に車を駐車すると、そこからヨセミテの絶景を目の当たりにする。早速にもカメラを片手に撮影を開始。前回の6年前にはたった一日だけのヨセミテ観光であっただけに、観る物も限られていてグレッシャーポイントのみで終わっていた。当時はトンネルビューも観る事はなく、ヨセミテ滝にも登っていない。それだけに、今回の機会にどうしてもトンネルビューを観てみたいという強い思いに駆られた訳である。

 トンネルビューは州道41号線(Wawona Rd)のワゥオナ・トンネルの入口手前の場所にあるが、ブライダルベール滝トレイルは、Wawona Rdを公園内に戻る事、ほんの数分で道路脇から入った所にBridalveil Fall Parkingがあり、そこがトレイル起点となっている。その片道は0.25マイル(約10数分)、往復で20分程度の距離である。

 今回のヨセミテ観光は4日間の滞在として旅程に組んでいた。初日はトンネルビューとブライダルベール滝、そしてミラーレーク・トレイル。二日目にはヨセミテ滝頂上トレイル。そして三日目にはハーフドーム・ケーブルによる登頂、四日目がグレッシャーポイントである。ヨセミテ公園は四日間という短い滞在ではあったが、それだけに慌ただしく動き回っていた事になる。

 



-ガソリンスタンド事情
 尚、ヨセミテ公園内にはガソリンスタンド(Gas Station)は一軒も無い。公園内中心にあるヨセミテバレー・ロッジから一番近い所では州道140号線のエルポータル(約21km、約26分の距離)にある。但し、そこのガソリンスタンドはクレジットカードのみ使用で現金払い不可。しかもクレジットカードはアメリカ国内で発行されたカードに限定されており、日本人が日本国内で発行されたVISAやMaster Card などは使用できない。これは暗唱に用いるZip-Cordなどの理由でもある。そうなると現金払い可のガソリンスタンドという事になるのだが、ヨセミテ公園付近を検索すると、州道140号線ではマリポサ(66km、約67分)に幾つかある。それ以外の店となるとBig Oak Flat Rdと州道120号線交差点付近(24km、約30分)にある森林の中のガソリンスタンド(Crane Flat Gas Station)が一軒ある(ヨセミテバレー・ロッジからは二番目に近い)。それ以外では、Wawona Rdから州道41号線(43km、約51分)の所(ワゥオナ)にあるガソリンスタンドとなる。この事から、決してヨセミテ公園からも近い距離にある訳では無いので、ヨセミテ公園へ行く観光者が車を利用する場合は、公園内でガス欠になる事を回避する為には、公園に辿り着く前に既述のガソリンスタンドで満タンに給油して置く事は必要である。


-駐車場事情
 ヨセミテ公園内は駐車場は限られている。公園内中央のマーセド川沿いにビジッターパーキングがある。他にはヨセミテバレー・ロッジ傍にビジッターパーキングがり、ハーフドーム・ビレッジ(旧カレービレッジ)にもある。またハーフドーム・ビレッジ近くにハーフドームやネバダ滝などへ行くハイカー向けの駐車場(Trailhead Parking)がある。それ以外に幾つかの駐車場はあるが、何処の駐車場でも観光客が殺到して満杯の状態である。よく観光地でも路上脇に駐車している事を多く見掛けるがあまり好ましいものではない。


-他の事情
 ヨセミテ公園内は森林に囲まれたところだけに何かと不便なところでもある。トイレや食事をするにも限られた場所でしかできないであろう。ヨセミテ公園内ではホテルやロッジに併設されているレストランや休憩所などが利用できる。また売店などもあり、お土産売り場もある。




◇ ヨセミテへの道

San Francisco →国道101号線 →サンマテオ・ブリッジ(San Mateo Bridge) →州道92号線 →ヘイワード(Hayward) →カストロ・バレー(Castro Valley) →州間高速道580号線 →ダブリン(Dublin) →リバモア(Livermore) →州間高速道580号線州間高速道205号線 →トレイシー(Tracy) →州道120号線 →マンテーカ(Manteca) →州道120号線(Yosemite Ave) →エスカロン(Escalon) →オークデール(Oakdale) →Yosemite Junction州道120号線 →チャイニーズ・キャンプ(Chinese Camp) →モカシン(Mocasin) →州道120号線(Big Oak Flat Rd) ⇒ヨセミテ国立公園入口(公園内移動) ⇒州道41号線(Wawona Rd) ⇒トンネルビュー(Tunnel View)  ※G.T=192mile =307km 所要時間:約4時間30分 


・ヨセミテ国立公園への入園料: 1車両につき$30、7日間有効で、その期限内であれば公園内を何回でも出入りできる。但し、入園料は車両によって異なる。
支払いは現金、クレジットカードなど可







・ヨセミテ国立公園内地図(トンネルビュー、ブライダルベール滝、ヨセミテ滝)
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・公園内地図、(ヨセミテ滝、ハーフドーム・ビレッジ、ミラーレーク、グレッシャーポイント、ハーフドーム・・・)
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垂直に切り立つ白い岩山、エルキャピタン(El Capitan)ヨセミテ公園内に入ると真っ先に目にするのがエルキャピタンである。標高2307m、切り立つ岩山の高さは1095mで、花崗岩としては世界最大の一枚岩。垂直に切り立つ岩山であるだけに、世界中から訪れるロッククライマー達の憧れの的となっている。
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2. トンネル ビュー(Tunnel View)

 この日のヨセミテの天候は快晴続きで、日中の気温も夏日を感じさせる程の暑さであった。州道120号線を走りヨセミテ国立公園へ到着すると、真っ先に向かったのが州道41号線(Wawona Rd)のワゥオナ・トンネルのある場所。ヨセミテの観光名所でもあるエル・キャピタンやハーフドームが一望できる絶景の場所とされているトンネルビューがある。


 ワゥオナ・トンネル(Wawona Tunnel)入口前(州道41号線(Wawona Rd))にある駐車場からのビューポイント、トンネル・ビュー
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 この日の空は雲一つない快晴の青空であったが、ヨセミテ公園内は濃い霧が立ち込めていた。
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 画像左側がエルキャピタン、右側にブライダールベール滝、中央前方にハーフドームを望む。
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3. ブライダールベール滝とトレイル
  The Bridalveil Fall & Trail


 Wawona Rd沿いにあるブライダルベール滝トレイル駐車場
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 画像の中央がブライダルベール滝
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 ブライダルベール滝が流れて下る渓流
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 歩く事10数分、駐車場から片道800mで辿り着く距離にあるブライダールベール滝、道路は舗装されているだけに容易に到着する。
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 ブライダルベール滝(Bridalveil Fall )、柔らかく繊細な流れを持つ滝であり、滝の雫が霧状になって風に舞う様子が花嫁のベールに似ている事から名が付けられている。滝の高さは189mある。
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ブライダルベール滝(Bridalveil Fall )動画










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# by ex-bluemail | 2017-12-05 09:02 | USA旅行記 | Comments(0)

USA旅行記編 サンフランシスコ旅情、海事国立史跡公園とフォートメイソン

San Francisco Maritime National Historical Park & Fort Mason


1. The Embarcadero

 コイトタワーでの観光を終えると、The Embarcaderoという通りを歩いて、次の目的地となるサンフランシスコ海事国立公園へと足を向けた。この通り沿いにはPier33, Pier39, Pier41, pier43, pier45といった番号で桟橋が並んでいる。そうした桟橋にはフェリーターミナルもあれば、潜水艦や船などが展示されていて、フィシャーマンズ・ワーフがあって観光地として賑わっている。同じくその先に海事国立史跡公園とフォートメイソンがある。この地区は元々アメリカ海軍の施設であったが、現在では歴史公園や博物館などになっていて市民や観光客にも一般公開されている。今回は時間的な事情からフィシャーマンズ・ワーフには立ち寄る事は出来なかったが、フォートメイソンを歩いては更にサンフランシスコ湾入り江に近いクリッシーフィールドまで足を進めている。


Pier33 (The Embarcadero)、アルカトラズ島へのフェリーターミナル
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Pier39にはギフトショップ、宝石店やレストランなど様々な店が並んでいる
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Pier43 Ferry Arch、隣のPier41はフェリーターミナルがある。
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フィシャーマンズワーフ手前のPier45には、第二次大戦に使用された潜水艦(復元)U.S.S. Pampanitoがある(画像左側、半分隠れている)。
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2. 海事国立史跡公園(San Francisco Maritime National Historical Park)

 フィシャーマンズワーフ(Fisherman's Wharf)のある海岸沿いの通り(The Embarcadero)からジェファーソン通り(Jefferson St.)を更にゴールデンゲート・ブリッジ方面へ進むと、湾や帆船を眺めたりのんびりと時間を過ごすには都合のいい公園がある。そのサンフランシスコ海事国立史跡公園(San Francisco Maritime National Historical Park)脇のハイドストリート・ピア(Hide St. Pier)には、1895完成の商船C.A.タイヤ―号、1886年の貨物船バルクルーサ号、1890年建造されたユーリカ号、1907年建造の曳航戦ヘラクレス号などが停泊している。


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アクアテック・パーク(Aquatic Park)、アクアテック湾を一望できる公園(海事国立史跡公園前のアクアテック・パーク)、此処では人々が芝生に腰を下ろして寝そべっては夫々の時間を過ごしている。
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この日は三機の戦闘機が何度も低空をアクロバット飛行していた。
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3. フォートメイソン(Fort Mason)

 フォートメイソンは、1870年から第二次世界大戦にかけて海軍基地があった所で、現在では国立レクレーション地区として軍時代からの建物や博物館がある。また此処の中核でもあるフォートメイソン・センターでは、芸術、文化、そして環境をテーマとした美術展や演劇などが催しされている。


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元の米海軍基地、建物が当時のまま残されている。
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フォートメイソンから見るゴールデンゲート・ブリッジ。
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基地建物(フォートメイソン)の隣にはヨット港もある
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グレート・メドゥ公園(Great Meadow Park at Fort Mason)
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フォートメイソン・センター入口
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 フォートメイソン前のマリーナ通り(Marina Blvd)をゴールデン・ゲート・ブリッジ方面に進むと湾岸沿いにヨット港がある。その先にクリッシーフィールド(Crissy Field)、更にその先にはクリッシーフィールド・ビーチ(Crissy Field Beach)がある。
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クリッシーフィールド(Crissy Field)
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 サンフランシスコ湾入り江に位置するゴールデンゲート・ブリッジは1937年に建てられた吊り橋である。主塔間の長さが1280m、全長2737m、水面からの高さが227m、橋の中央の高さは66mで、クイーン・エリザベス号が橋との間を僅か60cm残して通り抜けたという記録がある。ここは南北戦争時代は敵の侵入を防ぐための要塞があった所で、ゴールデン・ゲート・ブリッジの入り口の下(橋の南端の下)には当時126もの大砲を装備した所でもあり、現在その場所には南北戦争の博物館がある。
 ゴールデンゲート・ブリッジは有料となっている。確か乗用車は$5程である。私は国道101号線から行ったのが、途中で道を反れてしまい、何度も曲がっては引き返す道路を走った事から料金所から離れた道路からゴールデンゲート・ブリッジに入り橋を渡った。

 いつもは遠く離れた場所からゴールデンゲート・ブリッジを観ているだけだったのだが、実際にこの橋を車で渡ってみると、その橋の大きさには驚かされる。赤く聳え立つように高い塔の様な吊り橋の上部を真上に見ながら車で橋を渡るのである。この橋の深みのある赤色が言葉では何とも言い表せぬ風合いを醸し出している。更には橋を支える柱が高く堅固な構えとも感じ取れる。まるで車ごと巨大な橋の中に吸い込まれるような錯覚すら抱く。この橋を支えている2本のワイヤーロープがやたらと太い。直径1mはあるのだろうか?写真を撮ろうと思ったのだが・・、バックの中に入っていたため取り出せずに撮る機会を失った。







PALACE OF FINE ARTS SAN FRANCISCO 

 フォートメイソンのマリーナ通りを過ぎた所にパレス・オブ・ファインアーツがある。映画『ザ・ロック』『フォレスト・ガンプ』にも出て来た場所でもある。1906年のサンフランシスコ大地震と火災からの復興とパナマ運河の開通を祝って、1915年にパナマ・パシフィツク・インターナショナル・エキスポが開催されている。その博覧会の一部が保存されたのがパレス・オブ・ファインアーツである。この建造物は古代ローマ遺跡をイメージしてデザインされたという。ギリシャ風の装飾的な支柱と数本の柱で支えられたロマネスク式の円形的な建物が周囲の池や芝生などの景観と上手く調和が取れている。
 敷地内には650を超える展示コレクションを有する科学博物館と1000人収容の劇場がある。劇場は一般にも利用でき、アマチュアの劇団やダンス、演劇、バレエなどのイベントや発表会、講演会などが多岐に渡って行われている。


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# by ex-bluemail | 2017-11-25 13:25 | USA旅行記 | Comments(0)

USA旅行記編 サンフランシスコ旅情、市街展望 コイトタワー

Coit Tower


1. コイトタワー

 アルカトラズ島から戻るとをターミナルを出て、次に向かったのはサンフランシスコ市街の丘陵(テレグラフヒル)の頂上に聳え立つ円柱型のコイトタワーである。コイトタワーへはPier33からも見えるだけに近い場所にある。Pier33前を通るThe Embarcaderoの交差点からBattery St.を通り、次の交差点を右折するとGreenwich St.に入る。更に交差点前方には傾斜の強い坂を上る階段がある。その階段を上る訳である。この階段がまたかなりキツイ!足腰に自信の有る人にはお勧めのコース。とにかく木立と茂み中の階段を息を切らせながら上り詰めると目の前に大きな塔が現れる。



Pier33埠頭から見る小高い丘陵に立つコイトタワー
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Pier33入口
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丘陵に聳え立つコイトタワー
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階段(Greenwich Steps)を上った中腹辺りからの光景
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2. この塔はどうやら入口は二箇所にあるようだ。最上階まで進もうとするが、何度歩いてもぐるぐる回り同じ場所に辿り着く。
入口にはギフト兼受付があり、反対側の入口にはエレベーターがある。どうやら上り階段は無く、エレベーターで上がるらしい。エレベーターに乗ろうとすると、係員らしき女性に受付で「入場料を払って下さい」と言われた。此の塔の途中には何があるのかは分からないが・・・、最上階にある展望台に上がるには入場料を払う必要がある。確か$4.00ぐらいだったと思う。入場料を払い手の甲にスタンプらしきものが押される。エレベーターに乗りガイドのジョークを聞きながら最上階まで上がった。アメリカ人特有の気さくと陽気さ、そしてジョーク好きは何処でも際立っている。
最上階に上がると四方八方を見渡す窓がある。観光客などが窓から眼下を見下ろしたりカメラを向けては写真を撮っていた。その場所からサンフランシスコ市街の高層ビルやサンフランシスコ湾を展望できる。アルカトラズ島やエンジェル島、遠くはゴールデンゲート・ブリッジ、オクランドやバークリーまで一望できる。

 概要:この塔は1933年に建造された物で、リリー・ヒッチコック・コイトなる女性によるもので$125000の遺贈によって建てられた。彼女が「愛したサンフランシスコもっと美しくしたい」という強い願いが込められている。或る者がサンフランシスコ火災の時に活躍した消防隊員を称える為に、消火用ホースのノズルを塔に見立てて建てたという。よくよく調べてみると、彼女は幼少である8才の時にホテル火災の際に消防隊員によって救出されている。それ以後、彼女はサンフランシスコ消防団のマスコットでもあったとされる。そうした経緯からか消防隊員に対する感謝の気持ちを持っていたとされ深い関わりもあった。1906年に起きたサンフランシスコ大地震の際の火災で懸命に活躍する消防隊員に対して強い感謝の意を示したかったのだという。その彼女の思いがコイトタワーのデザインになっている。だが、タワーの設計者にはそんな考えはさらさら無かったともいう。ただ限られた予算だけにシンプルな建造物をと考えていたようである。タワーは丘の頂上に立つだけに、不安定な懸念を抱かさない為に塔の直径が地上部に比べ約50cm程小さく設計されている。塔の高さは180フィート(約55m)。塔の前にある駐車場広場の中央にはコロンブスの像が建っている。塔とコロンブス?コイトとコロンブス?一体どういう関係があるのかは不明。
 彼女(コイト)が亡くなったのは1929年であるが、1934年には世界大恐慌が始まった時期でもある。タワー内部の1階にある壁画は恐慌当時のサンフランシスコ市民の生活様子が(フレスコ画)描かれている。これは政府の基金によって救済された地元芸術家25人によって描かれたもので、当時を知る上で貴重な歴史的資料ともなっている。


タワー1階の壁に描かれている壁画の一部
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◇ コイトタワーへの交通アクセス

①ダウンタウン地区からは、30番又は45番バスでワシントンスクエアまで移動。ユニオン ストリートとコロンバス アベニューの交差点にあるバス停39番(フィシャーマンズ ワーフ)からコイトタワー行きのバスに乗る。

②地下鉄BARTからは、Embarcadero駅を降車 徒歩で→Market St. →pine St →Battery St. →左折 Filbert St. →Filbert St. Stairs(階段)⇒コイトタワー
又は、→Battery St. →左折 Greenwich St.(下記参照)→Greenwich Steps(階段)⇒コイトタワー


③時間的余裕が有り足腰に自信の有る人は、BARTパウエル駅前のケーブルカーターミナルからケーブルカー(パウエル-ハイド線 又はパウエル-メイソン線)で最終着地点まで移動し、更に徒歩でBeach St.を景観を楽しみながらPier39交差点まで進み、更にはPier33交差点まで移動する。The Embarcadero 交差点を渡り、Battery St.を通り、次の交差点を右折するとGreenwich St.に入る。その通りを真っ直ぐ進むと交差点(Wells Fargo Bank, Hult International Business Schoolとスーパーマーケットがある。その Hult International Business Schoolとスーパーマーケットの間の通りを進むと前方に坂を上る階段(Greenwich Steps)がある。その階段を息を切らせながら勇気と根性で上った所がコイトタワー。




3. Coit Tower

コイトタワー展望台
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展望台から観るサンフランシスコ市街中心部の高層ビル
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前方左側にサンフランシスコ湾入り江が見える。右側にはアルカトラズ島
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拡大すると左前方にゴールデンゲート・ブリッジ、中央にフォートメイソン、手前右側がサンフランシスコ海事国立史跡公園
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サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島
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サンフランシスコとオークランドを結ぶSan Francisco - Oakland Bay Bridge
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コイトタワー真下にあるロータリー型駐車場、その外周が広場となっている。中央の像はアメリカ大陸を発見したコロンブス
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# by ex-bluemail | 2017-11-15 10:53 | USA旅行記 | Comments(0)

USA旅行記編 サンフランシスコ旅情、 アルカトラズ島

アルカトラズ島(アルカトラズ刑務所)
Alcatraz Island


1. 二度目のサンフランシスコ

 今回で二度目のサンフランシスコとなるが、カリフォルニアは10月でも夏日のように暑いくらいの気候と青い空が広がる。まさにカリフォルニア特有の気候である。
ケーブルカーはサンフランシスコ海事国立史跡公園のあるハイド通りとビーチ通りの交差点から入った所にあるケーブルカーターミナル(折り返し地点)に到着する。ケーブルカーから降りると、目の前のBeach St.(ビーチ通り)を東に徒歩で19分ほど進むと突き当たる場所にPier 39が見えてくる。その交差点から更に進んだところに目的地のPier 33がある。其処にはアルカトラズ島へ発着するヘェリーのターミナルがある。



Beach St.
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ビーチ通りを進むと右側にコイトタワーが見える。
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Pier 39 此処に観光名所の一つフィシャーマンズ・ワーフがある。
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Pier 33
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 午前8:30分頃にPier 33に到着したもののフェリー乗り場では既にかなりの観光客で混雑していた。出航するまでの時間に余裕が有る事からその周辺を歩いて回る。今回のアルカトラズ島への計画は日本にいた時から決めていたのもので、ヘェリーの乗船を含めたアルカトラズ島ツアーの予約申し込みをインターネットで済ませていた。予約が殺到するだけあって、このツアーもチケット入手が困難な一つであろう。ターミナルで待つ事、約1時間。既に予約を済ませてチケットも入手していた事から当日の煩瑣な手続きも支障もなく容易に乗船(事前にインターネットで予約を済ませ、その予約完了返信メールに添付されているチケットをプリントアウトしてツアー参加の当日にフェリー乗り場入口で係員に提示する訳である)できた。ヘェリーの出航は朝の9時10分頃から15:50の間に運行している。観光客は予約の段階で自己の都合に合ったた出航時間を予約する。観光当日、観光者は此のチケット購入に使用したクレジットカードと政府発行のPHOTO IDを持つ必要がある。
 出航時間になると、観光乗客は長い長蛇の列を作りながらチケットを提示してフェリーに搭乗する。フェリーは出航すると、約1.9マイル(約3km)を15分程でサンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島へと到着する。


♢ ツアー費用に関しては、ALCATRAZ DAY TOUR:フェリー往復とオーディオツアー込みで、大人(18-61才)一人$37.25、少年(12-17)$37.25、子ども(5-11)$23.00、高齢者(62+)$35.25である。支払いは予約完了時にインターネットによるクレジットカード決済。
また、オーディオツアーは諸外国語(日本語)で利用可、このオーディオツアーの払い戻しはアルカトラズツアーのみで受け付けている。

詳細は、ツアー催行社: Alcatraz Cruises 




アルカトラズ クルーズ チケット画像
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Pire 33 フェリー発着ターミナル
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フェリーはPier 33 ターミナルを出航、背に映るサンフランシスコ市街中心部の高層ビル
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サンフランシスコ湾入り江に立つゴールデンゲート・ブリッジ
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埠頭ターミナルから出航して約15分でアルカトラズ島に到着する。
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アルカトラズ島の埠頭ターミナル、建物は当時の兵舎/アパート
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2. アルカトラズ島(アルカトラズ刑務所)

歴史と概要:アルカトラズ島は1854年に太平洋側では最初に灯台が建てられた場所でもある事はあまり知られていない。
1769年、最初のスペイン人探検家によって発見される。当時、10000人以上もの先住民がサンフランシスコ湾周辺に住んでいたとされる。
1775年、スペイン人によって、この島は岩が多く不毛の島と記述され、”La Isla de Los Alcatraces(海鳥の島)”と名付けられた。
1859年、島に建てられたアルカトラズ砦は、アメリカ陸軍防衛として建造されたもので、アメリカの南北戦争(1861-1865)の間はミシシッピ川の西にあるアメリカ最      大の砦となった。この年に11人の兵士が出撃口の地下に連行され監禁されたのが、要塞での監獄の始まりである。
1860年、軍によってアルカトラズ砦に兵士囚人(脱走、窃盗、強姦、殺傷などで有罪判決を受けた犯罪兵)や国事犯に問われた市民などが収容される。
1861年、戦争収容所として使用
1868年、軍の刑務所が設置される。この砦が軍事防衛としての機能性が停止した後に砦は崩壊する。
1906年、サンフランシスコ大震災の際に、サンフランシスコ刑務所から176人の囚人がアルカトラズ刑務所に一時的に移送されている。
1907年、軍は要塞としての意味を失ったために、要塞を壊して巨大なアルカトラズ刑務所を建設した。
1915年、軍は、このアルカトラズ島を「合衆国太平洋地区懲戒用兵舎」と改称する。この刑務所は兵士囚人の処罰と再訓練を目的とした刑務所となる。そのため当時から 島にある殆どの建物が兵士囚人によって建てられていた。

1934年には、島は陸軍省から司法省へと移り、近代的な連邦刑務所として、アルカトラズを民間の刑務所局(BOP)として再建転用された。アメリカで最初の最大安全保障、最低の特権刑務所として機能するよう設計されたアルカトラズ刑務所には、1934年~1963年(29年間)にかけて、アメリカで最も名高い犯罪者や銀行強盗犯、誘拐犯、刑務所脱獄経歴常習犯や他の刑務所で更生出来なかった犯罪者などが収容されていた。名高い犯罪者の中にはギャングの帝王と称されるアル・カポネ、グリーピー・カーピス、ジョージ・マシンガン・ケリー、フロイド・ハミルトンなどもいた。アルカポネの刑期は4年半であったが、その内の数年は病院の隔離病棟で過ごしていたという。また囚人達は他の刑務所から移送された事から、アルカトラズ刑務所は「刑務所内の刑務所」とも呼称されていた。だが、牢獄が一杯になる事はなかった。囚人数は平均260人、多い時で320人で、牢獄数は全部で360室あったという。
 この刑務所が運営されている間に死刑が執行された事は一度もないが、5件の自殺と8件の殺人があり、また36人の囚人が脱獄を試みたが、23人が捕らえられ、6人が射殺、2人が溺死している。他の5人は姿を消しているが、島が最も脱出困難な状況から高い確率で溺死したとされている。またアルカトラズの規制では、囚人は矯正されて危険人物視されなくなるまでの期間は平均8年~10年であったという。

1963年、司法長官であったロバート・ケネディーによって、維持費と経営費の増加を理由にアルカトラズ刑務所は閉鎖されている。
1969年、刑務所の閉鎖が続いた6年後に、アメリカインディアンによってアルカトラズ島は奪われた。アメリカの感謝祭直前に起こったインディアン活動家による島の占拠は、アメリカインディアンの窮状を多くの人々に注目させる事を目的としたもので、国際的な宣伝とする政治抗議としても機能していた。
1972年、ゴールデンゲート・ナショナル・レクリエーション・エリア(GGNRA)は、国会によって設立され、島は国立公園局の管理下に置かれた。この国立公園局は国立公園の資源を人々に提供『公園を人々に』とする趣旨を傾向として持っている。
1973年より、国立公園局はアルカトラズ島を公衆に公開している。以後、40数年に渡り、アルカトラズ島への関心は高まり毎年170万人以上もの観光客が訪れている。


難攻不落・脱獄不可能を誇ったアルカトラズ刑務所と最も有名な脱獄事件

 アルカトラズ島はサンフランシスコ湾に浮かぶ小さな島であるが、島の周辺は速い潮流と7~10°Cの冷たい水温のために、島からは絶対に泳いでは脱出できない脱獄不可能な島とも云われていた。
 1962年6月11日の夜、3人の囚人が脱獄している。脱獄囚人はフランク・リー・モリス(Frank Lee Morris)クラレンス・アングリン(Clarence Anglin)、ジョン・アングリン(Jon Anglin)である。実際、脱獄に加わったのは4人、他の一人アレン・ウエスト(Allen West)は脱獄計画の立案者でもあったが脱出のための換気口の格子を切断できずに失敗に終わっている。4人は2年に渡って石鹸、粘土、紙、穴の掘り屑と毛髪でカモフラージュ用の頭部首人形を作り、食器のスプーンと仕事場から穴を掘る道具を盗み持ち出して交替で独房の換気口を掘っていた。やがて脱獄当日、首人形をベットの枕元に置き寝ている状態を演出し、掘った換気口から抜け出して煙突を登り屋根伝いに脱獄した。そして、冷たく海水の流れが速いサンフランシスコ湾の中を自作によるレインコートの浮き具で脱出したとされている。

 3人の捜索はFBIや地元警察によって行われ、何年にも渡って徹底的に追跡調査が行われたが、この脱出が「成功したのか」「失敗したのか」その結果的論拠とする決定的な証拠すら見付かっていない。1979年、FBIは状況証拠と専門家による意見に基づき脱獄者3人はサンフランシスコ湾で溺死したと結論付けたが、米国連邦保安局は未解決の継続捜査事件として扱い、今も尚、モリスとアングリン兄弟は指名手配となっている。

 この脱獄事件は1979年にアメリカで映画化され、フランク・モリス役はクリント・イースト・ウッドによって演じられた映画『アルカトラズからの脱出』がある。


1962年のアルカトラズ刑務所脱獄者3人、左よりフランク・リー・モリス、クラレンス・アングリン、ジョン・アングリン
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刑務看守の目を欺く為に、モリスが作って用いた頭部の首人形    
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3.アルカトラズ刑務所

アルカトラズ刑務所の監視塔
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茶色い屋根の建物は陸軍チャペル、前方の建物は郵便物引渡し所と刑務所官吏クラブ
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セルハウス(刑務所)と灯台、灯台横は刑務所長邸
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アルカトラズ刑務所からサンフランシスコ市街を望む
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刑務所内の独房
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1962年の3人による脱獄事件の様子を示した物
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アングリン兄弟の脱獄した独房 脱獄に用いられた頭部(首人形)が置かれている。
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灯台と刑務所長邸
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埠頭ターミナルから見た刑務所長邸と灯台
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# by ex-bluemail | 2017-11-04 09:45 | USA旅行記 | Comments(0)

USA旅行記編 サンフランシスコ旅情、ケーブルカー観光

1. ケーブルカーでのサンフランシスコ観光
 San Francisco tour with cable car

 2017年10月4日飛行機はサンフランシスコ国際空港に到着する。サンフランシスコ市内でレンタカーを借りる手続きを済ませると、宿泊先のホテルへと向かう。
ホテルでチエックインを済ませ、翌早朝の5時頃には近くのSouth San Francisco駅よりカルトレインでSan Francisco駅へと移動する。実はカルトレインは、そのチケット(乗車券)の購入は自動券売機を利用するのであるが、その扱い方は日本の券売機とは異なる。また同じサンフランシスコ市内でもCaltrainとBART(地下鉄)では券売機の扱い方が異なる。実際、扱い方を知らないとチケットが買えない。私が初めてサンフランシスコへ来た時、かなり前ではあるが、その時は券売機の扱い方を知らない為にどうにもこうにも四苦八苦した経験がある。幸いにも通り掛かりの人に券売機の扱い方を教えてもらい購入に成功した。
サンフランシスコに初めて来た人にとって券売機の操作は悩みの種ともなる。それだけ券売機の操作方法を知ってしまえば、その先は容易に進む。

 先ず、今回はカルトレイン(Caltrain)の券売機でのチケットの購入方法を紹介したいと思う。何かと参考になれば幸いである。次に同じサンフランシスコ市内を走るBARTでの券売機の扱い方にも簡単に触れてみたい。
日本の駅とは異なり、アメリカの駅内には何処からでも入れる。改札口がある駅もあるが、殆どの駅には改札口がない。駅沿いの道路からでも簡単に入れてしまう。自転車ごとホームまでは進入できるし、列車は自転車を止める専用車両もある。駅構内に入ると、小さな券売機が幾つか設置されている。"Caltrain"と書かれた券売機である。
券売機横には、行く先の駅名が示され、その横にZONE 1、 ZONE 2といった具合に距離区間毎に料金が分けられている。北はサンフランシスコ駅、南はサンノゼの先にあるGilroy駅まで走るカルトレイン。行きたい駅までに示されているZONEの料金(運賃)を払いばよい。ただ、券売機操作の仕方が分からずに戸惑いつつ四苦八苦する人も少なくはない。そこでチケット券売機の使用操作方法について簡単に示したい。



2. Caltrainのチケットは主に片道券(One-Way)、当日券(Day Pass)、乗越券(Zone Upgrade)がある。画像はSan Francisco駅 ⇒South San Francisco駅までの片道券
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A. Caltrainチケット券売機の使用操作方法
①先ず、券売機でどの種類のチケットを買うかを選択する。片道であれば"One Way"を選択する(表示画面の横にある選択ボタンを押す)。
②次に、行く駅までのZoneを選択する。San Bruno ⇒San Franciscoまでなら”Zone 1” 、Sun Bruno ⇒San Jose Diridon までであれば”Zone 4"という具合である。
③その次に、チケットの枚数を選択する。券売機画面に表示されている番号が枚数を示す。一枚であれば"1"の横にあるボタンを押す。二枚であれば"2"のボタンを押す。
④すると、画面に運賃料金が表示されるので、その料金を現金で券売機に投入する(貨幣でも紙幣でも使用可)。
 但し、紙幣の額が大きいと釣銭が紙幣ではなく硬貨で出て来るので、かなり貨幣が嵩張り財布が重くなるという問題もあるので、運賃料金に近い紙幣を用意して置く事も重要です。例えば、South San Francisco駅 ⇒San Francisco駅へは、”Zone 1 to Zone”なので料金は$3.75である。ぴったりの金額硬貨が無ければ、$1紙幣4枚か、$5紙幣を使用する。
 チケットを購入した後は駅内のホームで列車に乗るのだが、駅内には改札口はない。そのままホームまで進み列車に乗り込む(ホームが幾つもある駅では、ホーム入り口に”Next Train"と表示される)。列車は二階建で何れも使用できる。列車によっては各駅停車と主な駅で停車するものとがあるので要注意。列車内では幾つかの車両毎に役割を担う車掌が車両内を移動しているので、車掌の指示に従いチケットを提示する。
今回、券売機の画像を撮影してないので、詳細には述べられないので悪しからずに。


B. 地下鉄(BART)チケット券売機の使用方法
同じサンフランシスコでもCaltrainと地下鉄(BART)ではチケット券売機の扱い方は異なる。
サンフランシスコ内を幾つも走っているBARTであるが、今回はSun Bruno ⇒Powell駅までの例で示したい。

 地下鉄(BART)駅内には改札口があります。その改札口では必ずチケットを通して出入りします。改札口近くには必ず運賃チケットの券売機が設置されています。その券売機を使用しますが、その前に券売機横などに表示されている駅名と運賃表で目的地駅と運賃を確認します。
例えば、Powell駅⇒Sun Bruno駅までは$4.30です。

券売機の使用操作方法
①チケットを現金で購入する場合は、画面表示の”Insert Bill/Coin"を選択します。クレジットカードを使用するのであれば”Insert Credit/ATM Card"を選択します。観光者であれば現金或いはクレジットカードでの使用になります。その選択項目横にある”A” または”B"のボタンを押します。
②次に、紙幣$5を一枚投入します。券売機画面には”Amount inserted $5.00”と”Current value $5.00”と表示されます。
Amount insert $5.00では、$5.00がチャージされている事を示します。チケットの購入額は$4.30ですから、購入金額を調整します。
③そこで、画面には”Subtract$1”と”Subtract 5¢”の表示があります。投入額$5.00からチケット購入額$4.30に調整するのですから、”Subtract 5¢”表示横にあるボタンを一回押します。すると画面上の"Current value"が押した回数に応じて減額され$4.95と表示されます。つまりチケット購入額になるまで”Subtract 5¢”を数回押す(この場合14回押す)事になるのです。このように煩瑣な作業を繰り返す事によってCurrent valueが$4.30と表示された場合、その金額でチケット購入できる訳です。※参考に、"Add $1", "Subtract $1", "Add 5¢", "Subtract 5¢"と表示がある場合、Add$1は$1加額、Subtract $1は$1減額です。従って、過誤でCurrent valueより少ない額に表示してしまった場合は、加額ボタン”A” または”C"(Add $1 またはAdd 5¢)を押す。それによってCurrent valueを調整できます。
④調整によってCurrent valueが$3.40に表示されたら、次はチケット発券として画面右下に表示されている”Print $4.30 Ticket"の横にあるボタン”E”を押します。
すると、券売機の右下の”TICKET”の口から印刷されたチケットが出て来ます。また釣銭も右下の"CHANGE / RECEIPT"の口から出て来ます。※釣銭は硬貨で返されますので、出来る限り釣銭が多くならない様に運賃料金に近い紙幣を使用する事です。



早朝6時頃のSan Francisco駅
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3. Cable Car
 歴史と概要:サンフランシスコを訪れた人は誰でも観光名物でもあるケーブルカーに乗ってみたいと思う。私もその一人であった。このケーブルカーはサンフランシスコ市街では3本線しか走っていない。パウエル-ハイド線、パウエル-メイソン線、カリフォルニア線である。パウエル-ハイド線とパウエル-メイソン線は地下鉄BARTのパウエル駅(Powell St.)前のパウエル・ストリートとマーケット・ストリートの交差点にあるターミナルから出発する。カリフォルニア線はマーケット・ストリートとカリフォルニア・ストリートの交差点から出発する。パウエル-ハイド線とパウエル-メイソン線は所要時間は約25分。カリフォルニア線は所要時間15~30分(交通渋滞や状況による)。運行時間それぞれ異なるが凡そ朝6:00頃~深夜は1時頃まで、ほぼ10分~20分間隔で運行している。運賃料金は何れも片道(Single Ride)$7である。

 サンフランシスコの象徴的な存在であり、観光名物とも名所ともなっているケーブルカー。その歴史は古く開業が1873年から続いている。
1849年頃のサンフランシスコはゴールドラッシュにより発展する。それは、それ以前による砂金発見に伴い金鉱脈を目的とした人々で殺到し、僅か数百人の人口が数年で数万人の都市へと発展した。それに伴い交通の発展がある。特にサンフランシスコの道路は勾配の強い急坂が多く、当時はそのような急坂でも馬車が交通手段として用いられていた。
1869年、ノブヒルの最も高台に位置する道路で乗客を乗せた馬車が転落事故を起こしている。幸いにも乗客は無事であったが、馬が荷物の下敷きになり死亡している。この事故を目撃した一人のワイヤーロープ技師によって「馬よりも安全な交通手段」として考えられたのがケーブルカーである。この技師はノブヒルの頂上付近でケーブルカーの実験を行い、その開発により1873年に開通している。現在では電気で動くが開通当初は蒸気機関による動力であった。以後、ケーブルカーは急速に広まり、最盛期のサンフランシスコ市街では600台もの車両が行き交う交通網となった。

 ケーブルは山岳路線で使用する一般的な交走式(つるべ式)と異なる循環式を採用している。ケーブルは3路線ともケーブル博物館内にある動力室を通り路面の溝に埋め込まれる形で敷設され、動力室内の大型モーターによって循環している。運転手(グリップマン)がケーブルカー車両中央に設置してある梃原理を用いた操作レバーを引く押す事によりケーブルを摑んでは車両は動き、放せば停止する(ブレーキも用い)仕組みとなっている。ケーブルカーの速度は9マイル(約15km)程で移動する。
 ケーブルカーは窓付きの座席と窓無しの座席、ライディングボード(立ち乗り)で乗車できる。各線によって車両も異なるが、乗車定員は60~68名である。
また、時々ケーブルの破損などによりケーブルカーが動かず停止してしまい、その路線が不通となる場合もある。

 券売場(パウエル-ハイド線の例)パウエル駅前でケーブルカーが方向を転回して出発するターミナル近くにあり、最終到着点のターミナル券売場でも購入できる。また車両内ではケーブルカーの車掌からもチケットを購入できる。早朝のケーブルカー運行開始は午前6時頃で、券売場は開いていないために、その時間帯に乗る場合はケーブルカー内で車掌からチケットを購入する。最終地点までの乗車運賃は片道(Single Ride)$7である。午前8時以降、特に日中は券売場やケーブルカー乗り場は乗客で大変混雑する。チケットを持っていても先着順でかなり待たされる事もあるので、観光目的の人は早めにチケットを求め乗車待ちするなど時間帯の考量を欠かす事はできない。
 また途中で降車する場合は、事前に運転手や車掌に申し出れば何処の停留所でもケーブルカーを止めてもらい降りられるし、乗る際もケーブルカーの走る場所で”茶色と白のSTOPサインのある所”か”レールが黄色に塗られた停留場”であれば、手を挙げるだけでケーブルカーが停車して乗る事もできる(但し、ケーブルカーが乗車満員の場合は無視される事もある)。私は早朝の6時半頃にサンフランシスコ駅までカルトレインで行き、そこからパウエル駅まで徒歩で移動。パウエル駅前のケーブルカー出発地点で暫し時間を潰して7時30分頃にケーブルカーに乗った。チケットは車両内の車掌から購入した。目的地はパウエル-ハイド線の最終着点であるサンフランシスコ海事国立史跡公園近くの発着ターミナル。帰りは同じの折り返し地点のターミナルからチケットを購入し乗車しようとしたのだが、乗客の混雑で一時間以上待たされた挙句、そろそろ乗車出来る段階と思いしや・・・、不運にも前々を走っていたケーブルカーが運行途中で車両故障(恐らくケーブル破損)を起こしたために停止してしまい、次のケーブルカーが途中で運行中止して戻って来る事になり、ターミナルからも出発出来ないというアクシデントに見舞われた。散々待ち草臥れた乗客は諦め顔で近くのバス乗り場まで移動していた。私はパウエル駅まで歩いて移動したのだが、地下鉄BARTには乗らずに更にサンフランシスコ駅まで歩いてCaltrainで宿泊ホテルまで帰った。思えば・・・かなり歩いて時間を浪費してしまったが、至る場所を見て歩けた事から、これも旅行ならではの面白味の一つともなった。



CABLE CAR TICKET、上はハイド線の最終着地点ターミナルで購入したチケット(未使用)、下はケーブルカー乗車中に車掌から購入したチケット(使用済半券)
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地下鉄(BART)のあるパウエル駅周辺(画像中央のガードが地下鉄パウエル駅出入り口)
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パウエル駅より出て画像中央のエスカレーターを上がり、画像中央左側にある赤い屋根の建物がケーブルカー チケット売り場
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パウエル駅前のケーブルカー発着転回地点(ターミナル)、ケーブルカーのターンテーブルは自動では回転しない。車掌と運転手が二人掛かりで手や身体で押して回転させている。これも観光名所の面白味の一つである。どうやら昔からこの手動方法で回転させているようだ。
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ケーブルカーからの景観画像
Powell駅前ターミナルからのパウエル-ハイド線、Powell St.とHyde St.を走る
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並木道の中を通るケーブルカー、路上には駐車している車が多い。ケーブルカーは勾配の強い急な上り坂や下り坂を走る。
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急な坂道を上り切ると前方にはサンフランシスコ湾が見えてくる。
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前方にアルカトラズ島(アルカトラズ刑務所)が見える。1963年に閉鎖された刑務所は現在では観光名所となっている。
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右側方に見えるはサンフランシスコ市街中心部の高層ビル
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サンフランシスコ海事国立史跡公園近くのケーブルカー発着ターミナル
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# by ex-bluemail | 2017-10-21 12:23 | USA旅行記 | Comments(0)